ロシア、ウクライナが撃墜と主張 プーチン大統領「犯罪」と非難

プーチン大統領(ロイター=共同)

 ロシアのプーチン大統領は26日、ウクライナ国境の西部ベルゴロド州でロシア軍の大型輸送機が墜落し、ウクライナの捕虜らが死亡したとされる問題で、ウクライナ軍が発射した防空ミサイルで撃墜されたと主張した。訓練不足か制御ミスが原因かは不明としながらも「故意にせよ過失にせよ、犯罪だ」と述べ、ウクライナを非難した。

 プーチン氏はウクライナ侵攻作戦に参加する学生らとのサンクトペテルブルクでの会合で発言した。墜落現場で見つかった破片がウクライナの防空ミサイルであることを示していると主張。米国が供与した地対空ミサイルシステム「パトリオット」か欧州供与の防空システムの可能性が高いとした。

© 一般社団法人共同通信社