食料品を筆頭に、飲み物から生活雑貨、家電製品まで、幅広い品物が並ぶ会員制倉庫店「コストコホールセール」。
中でも大容量の食品をお買い得な価格で手に入れられる点は、同店が多くのユーザーに愛される理由のひとつと言えるでしょう。
コストコでとくに人気の食品は、パンやスイーツ、惣菜などですが、注目すべき食品はほかにもまだまだあります。
たとえば精肉、鮮魚、青果といった生鮮食品。内容量が多いので、購入するのをためらってしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、上手に活用すれば家計の節約に一役買ってくれますよ。
本稿では、使い勝手がよくてコストパフォーマンスが高い、コストコの青果を5つピックアップ。業務用サイズのジャガイモやトマトなど、要チェックの野菜が目白押しです。
果実堂 熊本県産 オーガニックベビーリーフ 200g 498円
まずは、コストコの生野菜の中では定番と言える「熊本県産 オーガニックベビーリーフ」から。
コストコの青果売り場は、常温コーナーと冷蔵庫のような野菜室の2ヵ所に分かれており、本品は野菜室にあります。
そもそもベビーリーフとは、発芽して間もない幼葉の総称で、多品種が混ざっているのが一般的。
本品にはビート、水菜、レッドオーク、ピノグリーン、グリーンロメインの5種類がミックスされています(時期によって変動あり)。
ひと口ごとに違った味わいが楽しめるほか、幼葉には生長するための養分が含まれているため、栄養価が高いのも特徴ですよ。
気になる価格は、200g入りで498円。
比較対象として、あるネットスーパーのベビーリーフの価格を調べると40g入り約200円でした。つまり200g買ったら約1000円。本品がコストコで定番化しているのも納得ですね。
SNSでも「コストコで大量のベビーリーフをいつも買う」「ここまで大容量なのは、コストコでしか見たことない」などと高く評価されていました。
カルビーポテト カルビーじゃがいも 3kg 698円
さまざまな料理に使えるジャガイモは、常にストックしておきたい野菜のひとつですよね。
ということで、常温の青果売り場へ足を運んだところ「カルビーじゃがいも」を発見。こちらはその名のとおり、カルビーのポテトチップスに使用されているジャガイモなんです。
カルビーポテト社では、ポテトチップスの原材料となるジャガイモの品種開発にも注力しています。
本品は、そんな同社が開発した北海道産の新品種「ぽろしり」。
病害虫に強く、でんぷん価は低め、なおかつ糖度が低いのが特徴で、チップスに最適なのだとか。煮崩れが少ないため、カレーやシチューといった煮込み料理にも向いていますよ。
SNSを見ると「皮剥きしやすいし、おいしい」「コストコに行くといつも購入する」「カルビーのジャガイモをフレンチフライに!」など、コストコユーザーに親しまれている様子。
また、全国のスーパーで販売されているジャガイモ1kgあたりの平均価格は300~400円なので、コスパも文句なしですね。
ミツセ 北海道産 たまねぎ 3kg 1080円
ジャガイモと同様に、料理でよく使う野菜と言えばタマネギ。
こちらの「北海道産 たまねぎ」も、コストコらしい業務用サイズで販売されていますよ。
SNSには「コストコに行ったらタマネギ3kgが安くなっていた」「一つひとつがソフトボール並みに大きくて使い勝手がいい!」といったコメントが。
たしかに、このタマネギは1個あたり約300gと大きめです。サイズが大きいだけでなく、キレイな球形でずっしりと重く、身が固く締まっているのも◎。
また、ネットスーパーでタマネギ300gの価格を調べたところ約150円でした。本品の3kgで約1000円という価格は、魅力的と言えるでしょう。
タマネギは常温で約2ヵ月保存できます。そのため3kg入りでも、使い切れなくて困ることはないはず。
シチューやスープ、ハンバーグなど、普段の料理にフル活用しましょう。
コストコ 房付きトマト 3kg 1998円
昨年、とくに高かった野菜のひとつが、1玉約300円という例もあったトマトでしょう。
農林水産省の食品価格動向調査によると、2023年12月におけるトマト1kgの小売価格は約800円でした。
それを踏まえると、こちらの「房付きトマト」は3kg入りで約2000円なので、なかなかお買い得。
おまけに、ちょっと珍しい房付きです。SNSでも「コストコの房付きトマト、めっちゃ甘くてうまい」「リピート確定!」などのコメントがありましたよ。
房付きのまま収穫されたトマトは、通常のトマトに比べて鮮度劣化が遅く、みずみずしさが長持ちします。3kg入りという大容量ゆえに、このポイントは嬉しいところですね。
1個あたりのサイズは、やや小ぶりで、丸みを帯びた形状が印象的。身がしっかり締まっているので、カットしたときに崩れにくいのも特徴です。
サラダやカプレーゼにはもちろん、ミネストローネや煮込み料理などにもおすすめ!
コストコ アボカド 6玉 998円
最後に、常温の青果売り場で見つけた、メキシコ産の「アボカド」をご紹介しましょう。
約230gのアボカドが6玉入りで、1玉あたり約170円。ネットスーパーでは約200gのものが1玉あたり約300円だったので、本品のコスパは良好ですね。
栄養価の高さと濃厚な口当たりから「森のバター」とも呼ばれるアボカド。食べるときは、熟れ具合の見極めが大切です。
ポイントは、皮が黒っぽくなり、身が少しだけ柔らかくなっていること、そして身の色が黄緑色~濃い緑色になっていれば食べごろ。
わさび醤油をつけたり、サラダに加えたり、マリネにしたり、味わい方はお好みでどうぞ。
SNSを見ると「コストコのアボカドのおいしさを知ったら、スーパーのアボカドには戻れない」「大きくて食べ頃でうまい」などのコメントが。また「コストコで買ったアボカドをポキ丼に」という声もありましたよ。
コストコに限らず、青果の価格はその時々で変動するもの。だからこそコストコに足を運んだら、ぜひ青果売り場もチェックしてみてください。普段よく使う野菜の金額を確認してお買い得なものを見つけたら、迷わずカートインしましょう。
※価格はすべて税込み表示
※店舗や時期により商品の取扱や価格が異なる場合があります
(うまい肉/ 上原 純)