堀田真由「感動してます」宮城県の漁港で諸事情あって…生牡蠣(なまがき)ではなく、蒸し牡蠣を食べて涙

俳優の堀田真由が1月26日放送の日本テレビ『沸騰ワード10』に出演。ずっと念願だったという、自分で直接撮影交渉をする“アポなし”ロケに挑戦した。

早速、初めて訪れたという宮城県仙台市にやってきた堀田は、スタッフから「仙台といえば?」と振られると、「牛タン。大好きです」と即答。さらに「生牡蠣(なまがき)好き」と食いしん坊な一面をのぞかせた。

今回、番組では5つのアポなし達成リストを用意し、時間内に5つ全部クリアできなければ即終了、チャレンジやり直しという過酷ルールを設定。前日、眠れなかったという堀田に、挑戦した理由を尋ねると「普段お芝居をしている時間の方が長くて、自分でも自分が分からない。このロケを見て、自分ってこんな顔してるんやなっていう自分探しの旅っていうのも裏テーマである」と明かした。

まず、最初のミッションは、『2000円以下で食べられる名店を訪問』。牛タンが食べたい堀田は、仙台駅周辺で聞き込みを開始することに。しかし、行きかう人を前になかなか声をかけられない堀田。なんとか勇気を振り絞り、聞き出すも昼時の忙しい時間帯ということもあり、店側に立て続けに断られる事態に。

すると、優しそうな男性2人を発見。すかさず堀田は「牛タンがすごく食べたくて探しているんですけど」と切り出すと、男性から「喜助(きすけ・牛タンの有名店)発祥の店。おいしいと思いますよ」とオススメの店を聞き出すことに成功。早速、撮影交渉してみるとなんとOKの返事が。待ちに待った牛タンを一口食べた堀田は「あー最高。笑いが止まらない、おいしい」と満面の笑みで食べきった。

続いてのミッションは、堀田が大好きな生牡蠣を探しにいくことに。松島の漁港で漁師さんを捜索していると、偶然牡蠣の養殖をしている漁師さんに遭遇。採れたてをゲットするべく堀田は「生牡蠣って今日いただくこととかできますか?」と聞いてみると、「残念ながら今は無理です」とまさかの答えが。なんでも検査に引っかかってしまい来週までは生で食べられないという。すると、ショックで動揺が隠せない堀田に「蒸し牡蠣だったら用意できるんだけど」と近くで作業していた女性からうれしい提案が。新鮮な蒸し牡蠣を食べた堀田は「おいしいです。皆さんの優しさが…感動してます」と涙を流す一幕も。

次は、『知られざる絶景を楽しむ』をクリアするため、西行(さいぎょう)戻しの松公園という松島湾が見渡せる絶景ポイントに向かうことに。日没まであと40分。大急ぎで向かうも、道を間違えダッシュで引き返すドタバタも。なんとかたどり着いた堀田は「うわあ!キレイ!すごいわ。絵みたいです」と大絶賛。美しい絶景を背に堀田は「笑いあり、涙もあり。ここまで感情がたくさん出るんだな、私。みたいな自分を知る1日でした」とコーナーを締めくくるも、スタッフからフリップを読むように促され、まだ『地元の人の食卓にお邪魔する』のミッションが終わっていないことを知り、なんとかクリアを目指しギリギリまで奮闘するも、残念ながらタイムアップ。「またやりたいです!」と次回のリベンジを誓った。

スタジオでは日本テレビの岩田絵里奈アナが「これだけ何も決めずに行くから素敵な方との出会いがあって、知らないものとの出会いがあって、こういう旅も良いなと思いました」と感想を述べると、「確かに。確かに」と同調の声が上がった。

写真提供:(C)日テレ

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