FA杯でトッテナム撃破、グアルディオラ監督は鬼門での戦いぶり誇る 「勝てなかった過去の試合のスタッツを見ればわかる」

選手たちのパフォーマンスに満足のグアルディオラ監督[写真:Getty Images]

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が勝利を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。

3-2で勝利した直近のニューカッスル戦から2週間ほど空き、FAカップ4回戦のトッテナム戦に挑んだシティ。敵地トッテナム・ホットスパースタジアムでは過去の公式戦5戦全敗、ゴールもなしと苦しんでいるが、今回の試合では終盤にCKからオランダ代表DFナタン・アケが決勝点を決め、5回戦進出を決めた。

グアルディオラ監督は試合後、「サッカーとは得点することと、失点しないことだ」とコメント。鬼門で1-0の勝利をもぎ取った選手たちの奮闘ぶりを称えた。

「今日の我々のスタッツは本当に良かった。ここで勝てなかった過去の試合のスタッツを見ればわかるだろう」

「このチームからゴールや勝利を奪ったこと、勝ち上がり、タイトルを守れる可能性がまだあることを本当に嬉しく思う。我々は本当によくプレーした」

「我々のパフォーマンスはトップクラスだった。選手たちは自分たちがこれまでやってきたことの意味を改めて証明してくれた」

「信じられないようなパーソナリティを持ってプレーした。選手全員がトップだった。そうでなければ勝利は得られなかった」

敗れたトッテナムはここからプレミアリーグ1本のみの戦いとなる一方、勝利したシティはFAカップとチャンピオンズリーグ(CL)の戦いを継続。グアルディオラ監督は緊張感が続く中での白星に安堵している。

「今はシーズンの後半にあり、負ければFAカップ、プレミアリーグ、チャンピオンズリーグといったコンペティションを失うことになる。どのチームも強いことはわかっている」

「勝ち点を落とすわけにはいかない。勝ち進むために勝たなければいけないという気持ちがあったから、本当に嬉しく思う」

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