「職務に全力」決意の門出 県警察学校、初任科長期課程の24人

警察官として新たな一歩を踏み出した卒業式=天童市・県警察学校

 県警察学校(小川広治校長)の第82期初任科長期課程の卒業式が26日、天童市の同校で行われた。

 小川校長は「自ら進んで学ぶ姿勢を持ち続けることが大切」と式辞、鈴木邦夫本部長は「警察官としての誇りと使命感を持ち、県民の期待と信頼に応えてほしい」と訓示した。卒業生を代表し、酒田署に配属される鈴木康晟巡査(21)=寒河江市出身=が「さまざまな困難があると思うが、全力で職務に取り組んでいく」と答辞を述べた。

 卒業生は18~29歳の男性18人、女性6人で、今後は県内11署で実務研修を行う。上山署配属の石塚光巡査(23)=朝日町出身=は「地域住民から愛され、信頼されるように頑張る」、米沢署配属の半田恵実巡査(19)=山形市出身=は「一人一人に寄り添い、強くて優しい警察官を目指す」とそれぞれ決意を語った。

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