本県で来月開催される第78回国民スポーツ大会冬季大会スキー競技会「やまがた雪未来国スポ」に向け、鶴岡市の庄内農業高で生徒たちが式典会場を彩る飾り花を栽培している。
花は赤いシクラメンと白いプリムラマラコイデスの2種類(各プランター10基)で、食品科学科の3年生8人が種から育てている。佐藤愛菜さん(18)、難波月愛(るる)さん(18)、斎藤明日花さん(17)がハウス内で花が病気にならないよう、枯れた葉を丁寧に摘んでいた。
難波さんは「自分たちが大切に育ててきた花が大きな舞台で飾られるのは誇らしい」と話した。花は大会の開会式が行われるやまぎん県民ホール(山形市)のオーケストラピットに飾られる予定という。