Inertial Labs、Kudan Lidar SLAMを搭載したデジタル化向け次世代RESEPIスキャナーの販売決定

Inertial Labs RESEPIは、高品質で正確な結果を必要とするリモートセンシングアプリケーションのための、堅牢で信頼性が高く、費用効果の高いソリューションだ。

RESEPIは当初、ドローンベースのリモートセンシング用に開発されていたが、Inertial Labs社は、ハンドヘルドおよびバックパックベースのマッピング機能への統合など、RESEPIの機能を拡張してより幅広い市場をサポートするニーズが高まっていることに注目した。

このような市場の多様なニーズに応えるために、より高度で堅牢なSLAM処理エンジンが必要となり、Inertial Labs社とKudanの極めて重要な製品開発の協業が実現した。

新世代のRESEPIは、KdLidar独自のマルチセンサーフュージョンアルゴリズムと、センシング中の異なるモーションモデルに対応できる能力を活用することで、多様なセンシング形態において非常に高いクオリティの点群データを生成できる。さまざまな複雑なマッピング環境において、より高い解像度と精度で鮮明な点群を生成できることが証明されているという。

関係者のコメント

Kudan USA CEO Juan Wee氏

この協業はハードウェアとソフトウェアの両分野におけるリーディングカンパニーを結びつけるものです。幅広い産業や用途に対応する強力かつ高精度なエンドツーエンドの3Dマッピング・ソリューションを開発・販売することで、市場に新たなスタンダードを打ち立てます。

Inertial Labs CEO Jamie Marraccini氏

センサーフュージョン技術の革新は、マッピング、検査、自律航法、ロボット工学にこれまで以上の可能性をもたらしています。今回発表されたKudanとのソリューションは、統合APNTソリューションのさらなるコラボレーションに向けた第一歩となります。

KudanのSLAM技術を搭載したこの新世代のRESEPIは、Inertial Labs社がサービスを提供する25カ国以上において、あらゆる対象環境の収集、処理、視覚化を容易にすることで、都市計画、インフラモニタリング、建設、鉱業、林業、環境モニタリングなどの業界に革新をもたらすことを目指しているとしている。

KudanのKdLidarおよびその他の拡張機能を搭載した新世代RESEPIの商用リリースは2024年第1四半期中予定。

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