【根岸S】荒れる予感⁉過去10年で3着すら入れていない【死の馬番】に入ってしまった人気の2頭とは⁉

前走掲示板外はG1出走組のみ好走

今週から中山から東京へ開催場所が変わり、日曜日にはフェブラリーSの前哨戦「根岸S」が開催される。
フェブラリーSを占う上で大事なレース「根岸S」の勝ち馬候補を、過去10年のデータからサバイバル方式で検証していく!!

前走クラス別

前走のクラスを見てみると、GⅢクラスを走った馬が7勝と断トツの成績を残している。次にGⅠクラスの3勝とこの二つのクラスからしか勝てていない。

そこで前走OP以下を走った馬を勝ち馬候補から消すと、①アイオライト、③フルム、④ライラボンド、⑦エンペラーワケワ、⑧ピアシック、⑨エクロジャイト、⑩サンライズフレイム、⑬オマツリオトコ、⑭アルファマム、⑯アームズレインの10頭が早くも消えてしまった。

前走着順別

勝った馬の前走の着順を調べてみると、トップは前走2着だった馬で3勝、残りは1着と4着だった馬でそれぞれ2勝。3着だった馬の1勝と続いている。また、掲示板外の6着以下だった馬が2勝を挙げているが、その馬は全て前走GⅠレースを走っており、それ以下のクラスで大敗した馬の巻き返しはない。

そのため勝ち馬候補の条件では、前走を掲示板内の成績を残した馬か、またはGⅠを走り掲示板以外の馬とする。

そうなると、ここで消えてしまうのが②ヘリオス、⑤ベルダーイメル、⑥シャマル、⑮ケンシコウの3頭となる。

枠番・馬番

枠では6枠が最多の3勝を挙げている。その逆で勝てていない枠が1,4,5枠の3つもある事が分かった。またこれを細かく馬番で見てみると、過去10年で3着内すら入れていない「死の馬番」が無数に存在する事が分かった。その馬番とは4番、10番、12番、16番の4つである。特に10番サンライズフレイムと12番タガノビューティーは人気があり、根岸Sが波乱になる予兆とも言える。

前まで残っていた馬で消えるのが⑫タガノビューティーとなった。

以上の3項目のサバイバルを残ったのは、⑪パライバトルマリンのただ一頭だ。

果たして、フェブラリーSの前哨戦を勝つのは、データが示した馬なのか?
発走は、1月27日 東京競馬場 11レース 15時45分予定。

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