【ロサンゼルス共同】世界最大のプロレス団体、米WWEの創業者、ビンス・マクマホン氏が26日、親会社の会長職を辞任したと明らかにした。WWEの元女性社員が25日、性的暴行を受けたとしてマクマホン氏らに損害賠償などを求めて東部コネティカット州の連邦地裁に提訴していた。米メディアが報じた。
マクマホン氏は性的暴行を否定しているが、提訴を受けた引責辞任とみられる。女性は2019~22年、WWEに勤務。昇進と引き換えにマクマホン氏から性行為を求められたなどと主張している。
マクマホン氏はトランプ前大統領とも長年にわたって交流がある。