テン・ハフ監督「新たなストライカー獲得する余裕はない」 今冬の移籍市場の動きはなしか

写真:マンチェスターUを率いるテン・ハフ監督

マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハフ監督が「今冬に新たなストライカー獲得する余裕はない」と語った。イギリス『Sky Sports』が伝えている。

アントニー・マルシャルが鼠径部の手術を受け、10週間の離脱が決まったことにより、残されたセンターフォワードはデンマーク代表のラスムス・ホイルンドのみとなった。今冬の移籍マーケットではサウジアラビアのアル・イテハドに所属のカリム・ベンゼマや、バイエルンのエリック・マキシム・シュポ=モティング、アヤックスのブライアン・ブロビーに関心を寄せていると伝えられていたが、新たなストライカーを獲得する余裕はないようだ。

現地時間1月28日に行われる、FAカップ4回戦ニューポート・カウンティ戦前の記者会見で、テン・ハフ監督は次のように語った。

「ストライカーの量不足について何かをする余地は残されていない。もちろん、(マーカス)ラッシュフォードはストライカーとしプレーできるし、我々には代わりとなる選手がいる。アントニー(マルシャル)は数カ月離脱し、チームに空白があることは明らかだ」

直近では、アル・イテハド退団を噂されるベンゼマとの接触が伝えられた。しかし法外な給与が必要となることから、マンチェスター・ユナイテッド首脳陣はベンゼマとの交渉は行わないという。

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