混雑緩和のため整備が進められてきたJR可部線下祇園駅の新しい駅舎と自由通路が完成し、27日、記念式典が開かれました。
記念式典には、地域の住民などおよそ60人が出席しました。
下祇園駅は、可部線で最も利用客が多いとされています。それにも関わらず、駅舎は東側にしかなくラッシュ時には踏切などが混雑してきました。
祇園学区社会福祉協議会 堀江正憲会長
「事故は多いしいろんなことを心配していたがやっとこれで駅舎を利用するのも利便性がよくなると思う」
地元の要望などを受けて広島市とJR西日本は東西両方に駅舎とホームを整備しました。
さらに東西を結ぶ自由通路も建設され、踏切を渡らなくても行き来ができるようになりました。
供用開始は、28日の始発からです。
工事は2年前から始まり、今後、西口広場なども整備される予定で、総事業費は34億円だということです。