若草山の山焼き

冬の奈良の伝統行事、若草山の山焼きが行われました。

毎年1月の第4土曜日に行われる「若草山の山焼き」。午後5時、山麓の特設ステージには点火を行う消防団員が集まり出発式が行われました。

そして、山焼きを前にたくさんの花火が夜空を彩ります。

午後6時30分約33ヘクタール周囲3800メートルの若草山の草地に一斉に点火され、オレンジ色の炎が山肌に広がりました。

若草山の山焼きは、先人たちの魂を鎮めることや平和への祈りを込めて行われているもので、江戸時代に始まったといいます。

観光客らは特別に開放された県庁の屋上から、炎の祭典を楽しんでいました。

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