高さ5.5メートルの一輪車で舞台1周、11歳のルーズベルトさんが成功 ギネス記録の更新申請へ ハッピードリームサーカス沖縄公演【動画あり】

 沖縄県豊見城市のイーアス沖縄豊崎大テント特設会場で開催中の「ハッピードリームサーカス沖縄公演」(主催・沖縄タイムス社、琉球朝日放送、ムーンウォークメディア)で27日、ピエロとして出演しているバレンシア・デルガド・ルーズベルトさん(11)が高さ5.5メートルの一輪車に乗る技を初めて披露し、成功させた。この高さの一輪車に子どもが乗るのは記録がないといい、今後ギネス記録の更新を申請するという。

 公演の中盤、通常の一輪車で縄跳びをする技を披露した後に、この日は高さ5.5㍍の特注一輪車が登場。舞台横のはしごを登り、ぐらぐらと揺れるサドルにまたがり、上手にバランスをとりながら舞台を1周すると会場はどよめき、拍手で湧いた。

 約4カ月練習してきたといい、終演後にルーズベルトさんは「緊張していたけど、ショーに出たら緊張がなく、成功してめっちゃうれしいです」と笑顔を見せた。舞台を見守った父サンタンデルさんは「親として今までで一番うれしかった」と称え、抱きしめた。

5.5メートルの高さにあるサドルにまたがり、一輪車を操る11歳のバレンシア・デルガド・ルーズベルトさん=27日、沖縄県豊見城市・イーアス沖縄豊崎(金城健太撮影)

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