大蔵村の肘折温泉で27日夜、ライトアップイベント「肘折幻想雪回廊」が始まった。来場者は発光ダイオード(LED)で、淡い光に照らされた冬景色を楽しんだ。
温泉街の銅山川対岸の道沿い約150メートルや周辺の広場にLEDを計約500個設置し、雪壁にはプロジェクションマッピングを上映した。訪れた人たちは寒空の下、幻想的な雰囲気の空間を撮影するなどしていた。千葉県から家族で訪れた船橋市飯山満小2年の鈴木陽香里さん(8)は「寒かったけどきれいな光を見ることができて良かった」と話した。
村観光協会が主催し、18回目。2月17日まで毎週土曜日の午後7~8時にライトアップし、同日には打ち上げ花火も予定されている。