世界の睡眠時間、日本のランクは?ポケモンスリープで計測 1位のフランスは6時間47分

株式会社ポケモンがこのほど、睡眠ゲームアプリ「Pokémon Sleep(ポケモンスリープ)」をプレイするユーザーの睡眠習慣についての調査結果を公開した。日本、アメリカ、イギリス、スランス、ドイツ、イタリア、カナダという世界7カ国のユーザー10万人以上を対象とし、実際のユーザーデータを元に、国別の平均睡眠時間などを算出した。

世界7カ国の平均睡眠時間ランキング

プレイ初期7日間の平均睡眠時間を国別で算出すると、日本の平均睡眠時間は5時間52分だった。これは世界の平均睡眠時間と比べて36分少ないという結果。ワースト2位のイタリアに比べても24分睡眠時間が少なく、唯一の5時間台だった。

ただ、3カ月以上アプリをプレイした後のデータでは、プレイ開始時と比較し1カ月プレイすると平均睡眠時間が約30分、3カ月以上プレイすると約1時間10分長くなっている。また、日本のユーザー15万人に対してのアンケートでは、3カ月以上プレイしているユーザーの約83%が「朝起きるのが楽しみになった」と回答し、約88%は「睡眠習慣の改善を実感した」と回答している。

「ポケモンスリープ」はスマホ向け睡眠ゲームアプリ。アプリを起動させたスマホを枕元に置いて寝ることで、睡眠データが計測される。よく眠るポケモン「カビゴン」がいる島でネロリ博士とともにポケモンの睡眠を研究するというコンセプトで、ポケモンの寝顔を集めて「ポケモン寝顔図鑑」の完成を目指す。自身の実際の睡眠データによってゲームが進む形で、スマホのセンサーなどで睡眠時間や睡眠の質が計測される。ゲーム熱心なユーザーほど、質の高い睡眠を取るようになる。

(よろず~ニュース調査班)

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