B1長崎ヴェルカ4連敗 三遠に75-98 狩俣が逆境で存在感

【長崎ヴェルカ-三遠】第1クオーター8分、ゴール下に切れ込むヴェルカの狩俣=長崎県立総合体育館

 バスケットボール男子のBリーグ1部(B1)第19節第2日は27日、長崎市の県立総合体育館などで12試合が行われ、長崎ヴェルカは中地区首位の三遠に75-98で敗れた。4連敗の通算14勝18敗で西地区6位のまま。
 ヴェルカは第1クオーター、三遠の外国人選手の圧力に攻守で押されてリズムが悪かった。リバウンドは相手の半数、3点シュート成功は1本と内外角で苦しんだ。18-27で入った第2クオーターは4試合ぶりの出場となった狩俣が逆境で存在感を発揮。初起用の木林の健闘もあって25点を加えて点差を縮め、43-51で前半を折り返した。
 ただ、後半は失速。前半に続いて安易なパスミスが目立ち、早い段階でファウルもかさんだ。第3クオーターは29点を失い、61-80でスタートした第4クオーターはこの試合最少の14得点に抑えられた。ボンズが両チーム最多22得点と気を吐くなどしたが、終始チームの得点力で上回られた。
 三遠は10連勝で東地区首位のA東京とともに、リーグトップの通算28勝4敗。西地区は首位の琉球が最下位の京都に85-94で敗れた。
 第19節最終日は28日、同体育館などで11試合を実施。ヴェルカは三遠との第2戦に臨む。

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