退場もあり5連勝でストップのユベントス、インテルとの天王山に向けアッレグリ監督は切り替え「エピソードに恵まれた日ではなかった」

こういう試合もあると割り切ったアッレグリ監督[写真:Getty Images]

ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督がドローを振り返った。

セリエA前節のレッチェ戦の勝利で暫定首位に浮上し、27日の第22節エンポリ戦では6連勝を目指したユベントス。しかし、この試合ではポーランド代表FWアルカディウシュ・ミリクが序盤に危険なタックルを見舞い、一発退場となってしまう。

数的不利もゴールレスで試合を折り返すと、迎えた後半、セルビア代表FWドゥシャン・ヴラホビッチの4戦連発弾でついに先制。それでも70分には追いつかれてしまい、連勝が「5」でストップした。

下位に沈む相手に手痛いドローとなったアッレグリ監督だが、「全体的には良い試合だった」と下を向かず。引き分けに持ち込んだエンポリを称えている。

「我々は序盤に10人になってしまい、明らかに事態が複雑になった」

「それでも我々は有利な状況を作り出した。今日はエピソードに恵まれた日ではなかった」

「サッカーではこういうこともある。良い試合をしに来てくれたエンポリを祝福する」

次節は首位を争うインテルとのアウェイゲーム。リーグ戦の行方を左右するイタリア・ダービーに向け、アッレグリ監督は気を引き締めている。

「サン・シーロでは満員のスタジアムで行われる美しく素晴らしい試合が待っている」

「サッカーとはこういうもので、予期せぬことが起こる。それにうまく対処する能力がなければならない」

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