ひな祭り、湯と一緒に堪能して 花巻温泉郷、2月1日から

華やかなつるし雛で宿泊客らを迎える志戸平温泉

 花巻観光協会(佐々木博会長)は2月1日~3月3日、花巻市内の温泉宿泊施設を中心に「温泉deおひなさま!花巻温泉郷の雛(ひな)まつり」を展開する。さまざまなひな飾りやスタンプラリーを、宿泊客らにゆっくりと堪能してもらう。

 11施設が参加。同市湯口の志戸平温泉(久保田剛平社長)はフロント前に同市石鳥谷町の八日市つるし雛(びな)を展示する。地元の人が使わなくなった着物や布で手縫いし、魔よけの意味を込めた赤色のタイ、健康で長生きする願いを込めた亀などが糸でつながれている。

 参加施設のほか、おおはさま宿場の雛まつり(2月23日~3月3日)や花巻新渡戸記念館の雛人形展(2月19日~3月3日)、八日市つるし雛まつり(2月20日~3月3日)など各会場を巡るスタンプラリー、日帰り観光タクシープランも用意。JR新花巻駅にはフォトスポットを設ける。

© 株式会社岩手日報社