永友(メモリード)が2位! パリ五輪代表の一山と12秒差 奥球磨ロードレース・女子ハーフ

号砲を待つ永友(メモリード、中央)=熊本県内

 第10回奥球磨ロードレースは21日、熊本県水上村周辺で行われ、女子ハーフマラソンで永友優雅(メモリード)が1時間12分38秒の2位に入った。パリ五輪マラソン代表の一山麻緒(資生堂)が1時間12分26秒で連覇。永友は一山に12秒差まで迫る大健闘だった。
 永友は5キロ17分を切るペースを終盤まで守って一山と10秒前後の差を維持。自己記録を3分近く更新した。昨年11月の東アジアハーフマラソン2位の原田紗希(名城大)が1時間13分52秒の3位に続いた。
 永友は2月に39歳を迎えるママさんランナー。「地元の島原半島と似たような景色だなと思いながら走った」とレースを振り返った。今後、今月末の郡市対抗県下一周駅伝や、3月の名古屋ウィメンズマラソンへの出走を予定している。
 男子ハーフマラソンは吉田祐也(GMOインターネットグループ)が1時間3分7秒で制し、下田裕太(同)が16秒差の2位に続いた。

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