「コウノトリ人工巣塔」が完成 世羅町

去年、県内で初めてコウノトリが繁殖した世羅町で、町や地域住民などが協力した人工巣塔が完成しました。

世羅中学校南側にある耕作放棄地に完成したのは地域住民や世羅町などでつくる「コウノトリ保全地域協議会」が設置した人工巣塔です。

去年繁殖したつがいは住宅近くの電柱に巣作りしたことから感電などの恐れもあり、安心して繁殖してほしいと去年の巣を活かした人工巣塔がつくられたということです。

コウノトリ保全地域協議会 竹内政彦会長「巣塔で必ず営巣活動するとは限らないのですが、ぜひここでコウノトリが営巣活動してくれればいいなと思っています」

参加した子ども「前よりちょっと広くなったから住みやすいかなと思います。コウノトリ来てね!」

すでに町内では去年繁殖したつがいが人工巣塔近くで巣作りの場所を探す姿が見られています。

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