石川の住宅被害4万3700棟超 能登地震、七尾市などで増加

地震により崩れた洋服店と下敷きになった車=2日、石川県七尾市の「一本杉通り」

 石川県は28日、能登半島地震による住宅被害が新たに386棟確認され、4万3766棟になったと発表した。前日から七尾市で148棟、珠洲市で82棟増加したほか、輪島市や羽咋市などでも増えた。断水は輪島市や珠洲市などのほぼ全域で継続し、県全体では影響が4万2千戸を超えている。

 県が災害関連死とした15人を含めて、死者数は236人。連絡が取れない安否不明者は19人で、いずれも27日から変動はなかった。避難者数は1万4千人以上に上る。

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