冬の絶景! ~氷瀑(ひょうばく)の世界~ 日本夜景遺産にも選ばれる絶景とは

今年は暖冬ながらも、
先週には今季最強の寒波がやってきて、寒中らしい寒さが続いています。

冬の祭りの中でも、今回は気象予報士がオススメする
極寒の中でしか見られない珍しいお祭り、
北海道・層雲峡の「氷瀑(ひょうばく)まつり」をご紹介します。

みなさん、「氷瀑(ひょうばく)」って聞いたことありますか?

初めて聞いたという方も多いとおもいます。

実は、氷瀑とは…凍り付いた滝のこと。
滝から流れる水が外気に触れることで凍っていく現象です。

今年は暖冬でちゃんと滝が凍っているの?と思いますが、
北海道層雲峡のある上川の最近の最低気温をみてみると・・

平年を上回るような日もありますが、
-20℃前後まで気温が下がっている日も多く、
しっかりと氷の世界も作られているようです。

1月28日時点の層雲峡の積雪量は83センチで、
ほぼ平年並みの積雪量となっています。

実は、層雲峡の氷瀑祭りは、「北海道 冬の3大祭り」のひとつ!
氷瀑だけでなく、石狩川の水を氷点下の中で
丸太の骨組みに吹きかけて作る氷像や
氷のトンネル、氷のオブジェなど大小の造形物を見ることができます。

氷瀑に七色の光でライトアップされる
神秘的な風景だということで「日本夜景遺産」にも選ばれています。

期間中には花火も打ち上げられこの時期でしか楽しめない
氷の祭典に多くの観光客が訪れます。

この気になる氷瀑祭りですが、会場はとても寒いです。

このライトアップを見る頃には時間帯的にも
‐15℃ぐらいになるかもしれません。

皆さん、しっかりと防寒対策を行って出かけましょう。

今年(2024年)層雲峡 氷瀑まつりは
きのう27日~3月17日まで開催しています。

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