大阪国際女子マラソンで 天満屋の前田穂南選手が19年ぶりに日本記録を更新 大阪市

パリオリンピックの代表選考を兼ねた「大阪国際女子マラソン」で、天満屋の前田穂南選手が19年ぶりに日本記録を更新し、2位でゴールしました。

2021年の東京オリンピックに続き、2大会連続出場を目指す前田選手。序盤から安定した走りを見せ、21km過ぎで先頭集団から抜け出します。31km付近でエチオピアのエデサ選手にリードを許したものの、最後までハイペースで粘り強く走り抜き、日本人トップの2位でゴール。タイムは2時間18分59秒で、19年ぶりに日本記録を更新しました。

(天満屋/前田穂南 選手)
「去年のMGCで練習の成果をしっかり出し切ることができなくて、すごい悔しい思いをして、今回、大阪に向けてしっかり継続して練習やってこられて、今の状態をしっかり出し切ることができたと思います」

3月に開かれる名古屋ウィメンズマラソンで、このタイムを上回る新記録が出なければ、前田選手がパリオリンピック代表に内定します。

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