前橋市長選、現新一騎打ち 裏金事件の影響注目

 任期満了に伴う前橋市長選は28日告示され、4選を目指す現職山本龍氏(64)=自民、公明推薦=と、群馬県議会の野党系会派に所属した元県議の新人小川晶氏(41)が立候補を届け出た。いずれも無所属。3期12年の市政運営への評価を主な争点に、一騎打ちの構図となった。自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件の影響も注目される。投開票は2月4日。

 山本氏は山本一太県知事や日本維新の会県議らからも応援を受ける。小川氏は立憲民主、国民民主両党を支持する連合群馬の推薦や、共産党系の市民団体の支援を得る。

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