犬が目をジッと見てくるときの心理3選 実は意外な理由も…あまり見つめ合うべきではないって本当?

見つめるのは愛の証♡ポジティブな理由

1.飼い主さんが大好き

愛犬がジッと見つめてくるその視線は、まさしく飼い主さんへの愛の証です。飼い主さんが大好きだからこそ、飼い主さんの一挙手一投足が気になるのです。

またジッと視線を向けることで「飼い主さんがこっちを向いてくれないかな、かまってくれないかな」と自分の存在をアピールしているのかもしれません。何とも愛おしいですね。

2.飼い主さんの行動が気になる

視線のうちに愛があるかどうかにかかわらず、単純に飼い主さんの行動が気になって見つめているというときもあります。

飼い主さんが身なりを整えたり荷物をまとめたりしていれば「どこかへ行ってしまうのかな?」と少し不安に思って見つめたり、買い物袋や棚の中を探っていたら「自分のおやつが出てくるかな?」と期待を込めて見つめたり、次に何が起きるかをそわそわ気にしているのです。

勘違いに要注意!ネガティブな理由

向けられているのが愛犬からの視線の場合、多くは上記のような理由なので問題はありません。ただ、知らないわんこがジッと見つめてくる場合には、ネガティブな意味が含まれている可能性があるので要注意です。

わんこがよく知らない相手をジッと見つめるのは、警戒や威嚇の意味があります。「こいつは次に何をするんだ?攻撃してこないだろうな」と警戒しているため、目を逸らさないのです。

見つめ返すのは交戦の合図

わんこの警戒の意図を読み取れず「そんなに見つめてくるなんて、もしかして気に入ってくれたのかな?」と見つめ返すのは大変危険です。

自然界では相手を見つめるのは、いわゆる獲物を「ロックオン」した状態。そして見つめ返すのは交戦の合図なのです。「お前、やる気だな!」と勘違いされ、攻撃されてしまう可能性も否定できません。

間違っても自分からわんこの間合いに入って行くようなことはやめましょう。最悪は咬傷事故にまで発展してしまいかねません。警戒されていると思ったら下手な行動は起こさず、そのままそっと視線を逸らしましょう。

見つめ合うことで期待できる幸せ効果

とはいえ、すでに信頼関係の絆ができあがっている関係であれば、わんこと見つめ合うのは大いに歓迎です。わんこと人間が見つめ合うことにより、お互いに幸せホルモンが分泌されるということは科学的にも証明されています。

見つめ合うだけで自分が幸せになれるうえ、相手まで幸せにできるなんて、何て素敵な関係なんでしょう。アイコンタクトはしつけの基本動作でもあります。愛犬とたくさん見つめ合って、愛を伝えてあげたいですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?わんこが見つめてくる心理にはいろいろありますが、共通して言えるのは「わんこは意外とよく見ている」ということです。つまりそれだけ愛犬に理解されているということでもあるのです。

愛犬に見られていることを自覚して行動したいのはもちろんのこと、飼い主さんも同じくらい愛犬のことをよく観察し、愛犬の一番の理解者でありたいですね。

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