【根岸S】川田「今日勝てたことを褒めてあげたい」エンペラーワケアが重賞初制覇

1月28日、東京競馬場で行われたG3・根岸ステークス(ダ1400m)は、1番人気のエンペラーワケアが重賞初制覇。ライバルを圧倒する走りで、フェブラリーステークスへ向けて視界良好となる1勝となった。

根岸S、勝利ジョッキーコメント
1着 エンペラーワケア
川田将雅騎手
「完勝だと思います。正直、返し馬が前回の方が良かったなと思うぐらいではあったので、その辺をケアしながら前半を組み立てようというところで、影響なく大丈夫そうだなと思える走りをしてくれていたので、そのまま順調にレースを進めてきました。(直線の手応えというのはいかがでしたか?)それの影響も考えて、4コーナー少し早めに動きを確認したんですけど、そうすると、もうすぐ反応してくれました。少し早かったですが、もういいかと思って、このまま気持ちよく無理なく動かしてあげようと思い、直線全体を使って競馬してきました。一緒に乗りながらもすごく感じてましたし、前回依頼をいただいて、改めて跨ってみると本当に素晴らしい馬ですので、重賞に手が届いて当然なのだとも思います。これから先もますます楽しみな馬だなと思ってます。まずは、今日しっかりと重勝を勝ち切れて、重賞ウィナーになれたということを褒めてあげたいと思いますし、この後については、オーナーとトレーナーが相談すると思いますので、まずは今日勝てたことを褒めてあげたいです」

レース結果、詳細は下記のとおり。

1月28日、東京競馬場で行われた11R・根岸ステークス(G3・4歳上オープン・ダ1400m)は、川田将雅騎乗の1番人気、エンペラーワケア(牡4・栗東・杉山晴紀)が快勝した。2.1/2馬身差の2着に6番人気のアームズレイン(牡4・栗東・上村洋行)、3着に2番人気のサンライズフレイム(牡4・栗東・石坂公一)が入った。勝ちタイムは1:24.1(良)。

3番人気で石橋脩騎乗、タガノビューティー(牡7・栗東・西園正都)は、13着敗退。

ロードカナロア産駒

根岸S・エンペラーワケアと川田将雅騎手

川田将雅騎乗の1番人気、エンペラーワケアが3連勝で嬉しい重賞初制覇を決めた。レースではスタートを五分に決めて5番手を追走。勝負どころでの手応えは良く、直線では絶好の形で進出。ダートの強豪を相手に直線半ばから堂々と先頭に立つとそのまま後続を2馬身半突き放しての完勝だった。

エンペラーワケア 7戦5勝
(牡4・栗東・杉山晴紀)
父:ロードカナロア
母:カラズマッチポイント
母父:Curlin
馬主:草間庸文
生産者:下河辺牧場

【全着順】
1着 エンペラーワケア 川田将雅
2着 アームズレイン 松若風馬
3着 サンライズフレイム 藤岡康太
4着 ヘリオス 武豊
5着 フルム 水口優也
6着 ベルダーイメル 柴田善臣
7着 シャマル 川須栄彦
8着 アルファマム 菅原明良
9着 パライバトルマリン 戸崎圭太
10着 ライラボンド 小林勝太
11着 アイオライト 団野大成
12着 オマツリオトコ 石川裕紀人
13着 タガノビューティー 石橋脩
14着 ピアシック 落合玄太
15着 エクロジャイト 横山武史
16着 ケンシンコウ 田辺裕信

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