大河ドラマ「光る君へ」第5回あらすじ・告白

女優・吉高由里子が主演を務め、平安時代に長編小説『源氏物語』を生み出した女流作家・紫式部(ドラマでの名前はまひろ)の生涯を描く大河ドラマ『光る君へ』(NHK)。「告白」と題する第4回(2月4日放送)では、道長の正体と、母を殺した道兼が道長の兄だという真実を知ったまひろが苦悩する。

ある人物と逢瀬するまひろ(吉高由里子)(C)NHK

■前回のあらすじ

幼き日の出会いからこれまで、互いに身分を偽ってきたまひろ(吉高由里子)と道長(柄本佑)。ついに素性を明かしたまひろに、道長も真実を語ろうとするが、そこへまひろの親戚・宣考(佐々木蔵之介)が通りがかったために話が途中になってしまう。

ほどなくして、円融天皇(坂東巳之助)の譲位と次の天皇の即位日が決まり、道長の姉・詮子の子である懐仁親王が東宮となることも決定する。詮子は、退位に際する挨拶のために円融天皇のもとを訪ねるが、「自分に薬を持ったのは詮子と、その父・兼家(段田安則)か」と身に覚えがない疑いで詰問されるのだった。

そんなある日、まひろは、左大臣の娘・源倫子(黒木華)からの依頼で、即位した花山天皇(本郷奏多)の前で五節の舞を披露する舞姫に選ばれる。しかし、そこでまひろは、道長の正体と、母を殺した道兼(玉置玲央)が道長の兄だという衝撃の真実を知る。

■第5回「告白」あらすじ

道長の正体が右大臣家の子息であり、さらには、6年前に自身の母・ちやは(国仲涼子)を手にかけた道兼の弟であることを知ったまひろは、ショックを受けて寝込んでしまう。

一方、まひろが倒れたことを聞いた道長は、自らの身分を偽ったことを直接会って説明したいとまひろに文をしたためる。散楽一座の一員・直秀(毎熊克哉)の導きで、ようやく再会することができたまひろと道長だったが・・・。

本作は、日本最古の女性文学『源氏物語』の作者である紫式部が、秘めた情熱と想像力、そして生涯心を寄せる相手となる藤原道長への想いを原動力に、変わりゆく世を懸命に生き抜いていく愛の物語。放送は、NHK総合で日曜・夜8時から、BSNHKは夕方6時から、BSP4Kは昼12時15分からスタート。

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