シーガルズ 今季ホーム初白星 3―1で8位東レ退ける

第1セット、岡山シーガルズの佐伯亜魅加(中央)のスパイクが決まり、18―14とリードを広げる=ジップアリーナ岡山

 バレーボールのV1は28日、岡山市のジップアリーナ岡山などであり、女子で10位の岡山シーガルズは8位東レを3―1で退け、5試合ぶりに勝利した。今季のホーム初白星で通算5勝13敗とし、順位は9位に上がった。

 シーガルズはレフト佐伯の強打やセンター川島の速攻などで得点を重ね、第1、第2セットを連取。セットカウント2―1で迎えた第4セットは最大6点のリードを許したものの、エース金田の強打などで終盤に追いつき、ジュースの末に26―24で競り勝った。

 首位JTはデンソーに3―2で勝ち、開幕18連勝。NECがKUROBEを3―0で下し、久光と入れ替わって2位に浮上した。

岡山シーガルズ3―1東レ

25―22

25―21

17―25

26―24

 【評】岡山シーガルズは攻守の歯車がかみ合った。ブロックで威力を弱めたボールを城戸陽ら後衛が粘り強く拾い、攻撃につなげた。宇賀神、浜田、宮下のセッター3人を順次投入し、相手の目先を変える作戦が当たり、佐伯、金田、山城が2桁得点。相手の2倍となる10本のブロック得点もチームを勢いづけた。

 東レはサーブレシーブ成功率が46.7%と安定感を欠き、ミスによる失点が16と多かった。

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