「相当存在感があった」スタンドから見守った板倉滉が感じた冨安健洋の凄さ「相手だったら嫌」

冨安健洋とコンビを組む板倉滉も感じた凄さ[写真:Getty Images]

日本代表DF板倉滉(ボルシアMG)が、コンビを組むDF冨安健洋(アーセナル)の凄さを語った。

アジアカップ2023を戦う日本。31日にラウンド16でバーレーン代表と対戦することが決定している。

グループステージでは苦戦した中で、しっかりとラウンド16に進出した日本だが、ラウンド16の相手は、最も可能性がなさそうだったバーレーンに決定。侮れない相手が多いことを示す結果となった。

27日に27歳のバースデーを迎えた板倉だが、グループステージ第3戦は体調不良の影響もありベンチ外に。スタンドから日本の勝利を見守ることとなった。

その板倉は、インドネシア戦について振り返り、センターバックでコンビも組んでいた冨安の凄さを改めて感じたという。

「相当存在感というのは外から見ていてもありましたし、チーム全体の基準を上げて、ポジショニングと予測、あれだけフィジカルを持った選手がやっているので、それは自分が相手だった嫌だなと感じます」

「ポジショニング1つ1つサボらずにやることは前回も表現してくれていたので、チーム全体でやらないといけないなと思います」

勝利しなければいけなかったインドネシア戦で、今大会初先発を果たした冨安。ディフェンス時のコンパクトさを保つだけでなく、ボールを持てば仕掛けてスペースやパスコースを作るなど出色の出来。チームの2点目の起点にもなり、チーム全体もコントロールするなど、まさにチームを牽引する活躍を見せていた。

板倉は体調も回復し、バーレーン戦に向けて準備をしているところだが、刺激を受けた中で出番を得れば負けじとプレーしてくれることが期待される。

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