【シンガポール】エアージャパン、4月に成田線を就航[運輸]

エアージャパンが提供する機内食のサンプル写真(ANAHD提供)

ANAホールディングス(HD)傘下のエアージャパンは、成田—シンガポール線を4月26日に就航する。2月に始動する新ブランドの下では、タイのバンコクと韓国のソウルに続く3番目の路線となる。

シンガポール行きは火曜日と水曜日を除く週5便を運航する。成田を午後5時35分に出発し、シンガポールに同11時55分に到着する。成田行きは水曜日と木曜日を除く週5便。シンガポールを午前0時55分に出発し、成田に同9時10分に到着する。

使用機材は4月に納入予定の米ボーイング社の「B787—8」。全324席がエコノミークラスとなっている。

運賃プランは、オプショナルサービスのない「シンプル」、座席指定や預け入れ手荷物などのサービスを含む「スタンダード」、座席指定や預け入れ手荷物に加えて機内食が提供される「セレクテッド」の3種類。大人の片道運賃はシンプルが1万7,500円から、スタンダードが2万1,200円から、セレクテッドが2万5,800円からだ。

エアージャパンは1990年設立。アジア方面を中心に国際旅客便や貨物便を運航している。今年2月から新たなブランドとして中距離国際線を運航する。まず同月にバンコク線、ソウル線を就航する予定だ。

ANAHDは、新ブランドのエアージャパンをフルサービスキャリアと格安航空会社(LCC)の利点を融合した「ハイブリッドエアライン」と位置付けている。フルサービスキャリアの全日本空輸(ANA)、LCCのピーチ・アビエーション、エアージャパンそれぞれの特徴を生かして事業展開していく方針だ。

© 株式会社NNA