2時間7分41秒で那須塩原Aが連覇 栃木県郡市町対抗駅伝 初のトラック周回レース 2位は宇都宮A

大会初のトラック周回レースとなり、カンセキスタジアムとちぎを駆け抜ける選手たち=28日午後0時45分、宇都宮市西川田4丁目

 第65回栃木県郡市町対抗駅伝競走特別大会(栃木陸上競技協会など主催、下野新聞社など大会共同企業体運営)が28日、宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎを舞台に初のトラック周回(10区間、42キロ)で行われ、前回総合優勝の那須塩原Aが2時間7分41秒で2年連続12度目の総合優勝を飾った。2位は宇都宮A、3位には足利Aが入った。

 今大会は栃木市総合運動公園陸上競技場の改修工事などによりトラック周回で行われ、28チーム(小山市A、同市B、佐野Bはオープン参加)が出場。開会式には福田富一(ふくだとみかず)知事や各市町の首長らも駆け付け、選手を激励した。

 総合優勝の那須塩原Aは1区東泉大河(とうせんたいが)(駿河台大)が区間賞。5区終了時で2位に後退したが、6区宮本大心(みやもとたいしん)(那須拓陽高)で首位に再浮上。それ以降も全選手が区間3位以内と好走し、10区郡司貴大(ぐんじたかひろ)(郡司畜産)がリードを保って締めた。

 第16回県小学生駅伝競走特別大会(5区間、5キロ)は、よろしく真岡が15分30秒で9大会連続13度目の王座に就いた。日光落合陸上の1区森戸大志(もりとたいし)が1000メートルの県小学生新記録となる2分48秒30をマークし、区間賞を獲得した。

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