J1鹿島 宮崎キャンプ GK陣、キック精度強化

セービング練習に取り組むGK山田(手前)=ひなた陸上競技場

宮崎市でキャンプ中のJ1鹿島は28日、練習試合の翌日ということもあり、フィールドの選手は攻撃の組み立てを確認する軽いメニューで約1時間半汗を流した。前日の試合で30分ずつの出場だったGK陣は、階段ダッシュなど普段通り激しく体を追い込んだ。

フィールドの選手は、ボール保持者以外のサポートの動きを徹底的に確かめながら、流動的に相手DFを崩す効果的な攻め方を確かめた。安西は「いろいろな選手がポジションを変えながらポゼッションしていく形がはまれば、好機は増えていくと思う」と手応えを感じている様子。前日の練習試合で決定力が課題になったことを踏まえ、ポポビッチ監督からは「きっちりゴールを決め切ること」も求められた。

GK陣は、サイドステップした方向の逆側から飛んでくるボールをセービングする練習や、ロングボールの精度を強化するトレーニングにいそしんだ。時折苦しそうな表情を見せながらも、権純泰(クォンスンテ)コーチらの鼓舞に応え、精力的にトレーニングをこなした。

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