ラウタロ弾を守り抜いたインテル、フィオレンティーナにウノゼロ勝利でイタリア・ダービー前に首位奪還【セリエA】

[写真:Getty Images]

インテルは28日、セリエA第22節でフィオレンティーナとのアウェイ戦に臨み、1-0で勝利した。

スーペル・コッパでは準決勝でラツィオに、決勝でナポリを下して3連覇とした暫定2位のインテル(勝ち点51/1試合未消化)は、チャルハノールとバレッラを出場停止で欠く中、代役にフラッテージとアスラニを起用した。

勝利すれば首位奪還として次節ユベントスとのイタリア・ダービーに向かえる中、4位フィオレンティーナ(勝ち点34/1試合未消化)に対し、受けに回る入りとなる。

それでも9分にクアルタのミスパスをカットしたラウタロが際どいシュートを浴びせると、14分に先制する。アスラニの左CKからラウタロのヘディングシュートが決まった。

引き続き前がかるフィオレンティーナに対し、受け止めるインテルは33分に追加点のチャンス。テュラムのポストプレーからボックス内のフラッテージがGK強襲のシュートを浴びせた。

1分後、ボックス中央ボナヴェントゥーラの枠内シュートをGKゾマーが好守で凌いだインテルは、追加タイムのピンチではエヌゾラの枠内シュートをバストーニがブロックし、前半を1点のリードで終えた。

迎えた後半もフィオレンティーナの攻撃を受け止めて試合を進めるインテルがリードを保っていく。

69分のピンチではエヌゾラの反転シュートをGKゾマーが阻止するも、72分にPKを献上。ハイボールの処理に飛び出したGKゾマーのパンチングがエヌゾラの顔面に入ってVARの末にPK判定となった。

しかしキッカーのニコラス・ゴンサレスのシュートをGKゾマーがストップ、リードを保った。

終盤にかけても守勢となったインテルだったが、1-0で逃げ切り。イタリア・ダービーを前に首位を奪還した。

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