【暗峠】この地名読めますか?奈良の難読地名

【暗峠】この地名読めますか?奈良の難読地名

【暗峠】答えは「くらがりとうげ」

かつて大阪と奈良をつなぐ最短ルートとしてにぎわった旧街道「暗越奈良街道(くらがりごえならかいどう)」。

『暗峠』はその旧街道の生駒山地における難所で、今でも日本屈指の急勾配の道として知られている。誰が言ったか「国道」ならぬ「酷道」とも呼ばれ、車で迷い込んだら寿命が縮む思いをすることになる(体験談)。また、慣れない者がうっかりハイキングコースに選ぶと、膝が数日使い物にならなくなる(これも体験談)。

「くらがり」の起源は、木が鬱蒼と茂っていて昼でも暗かったことからとか、馬の鞍(くら)もひっくり返るほどの急な坂だからとか、諸説あり。

暗峠から命名された日本酒をご紹介

暗越奈良街道の宿場町であった小瀬(おぜ)の地で、300年以上の歴史をもつ「菊司醸造」の人気銘柄「くらがり越え」。

すっきりとした辛口が特徴の純米酒。おいしい食中酒をお探しの方はぜひ飲んでみて!

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