中居正広、松本人志不在の初回放送 熱の入った前説が反響「ぶっ倒れそうな番組」

松本人志が活動休止して初めての放送回となったフジテレビ系『まつもtoなかい』が28日に放送された。一人MCとなった中居正広は冒頭からボヤき、笑いを誘った。

「はい!どうもこんばんは!」と登場した中居。「『まつもtoなかい』の松本人志さんが活動を休止するということで私一人になりました」と説明。ここからスタッフへのボヤきが始まる。

松本が出演している番組のなかで、活動休止の影響を大きく受けるのがこの番組という認識がスタッフにあったそう。中居は「松本さんが出ている番組のなかでぶっ倒れそうなのが『まつもtoなかい』で(スタッフは)ダントツなんですよって。それって俺に言ってはだめだよ」

今後について話し合うなか、中居は「一人で何とか乗り越えていかなきゃなと。大なり小なり他の番組で店長になっているものもあるので、キャリアと経験で…」という思いがあったというがスタッフは「大補強を」と新たなキャスティングの意思。中居は「大補強ってどういうこと?一人では無理ってことですか?って。誰が言っているのって聞いたら皆言っています。ヤバいですよ、一人じゃ無理ですよって」と明かし、しばらくして「俺怒っているからね」と目線をスタッフに向けた。

そうして迎えた収録。大補強は間に合わず。「仕方ないです。中居さん一人で。一人ではダメなのは分かっていますが今日だけは一人で」と言われ「俺はやっぱり気分良くない」と不満をぶつけた。

ボヤいているものの明るい表情の中居。スタッフの笑い声も聞かれるなか、「ぶっ倒れそうな番組、松本さんがいない1回目、きょうの2人で良かったと思います」とゲストの秋元康氏と二宮和也を紹介。「去年ぐらいからこういうキャスティングで、たまたまこの回が秋元さんと二宮さん。どうするの?叶姉妹だったら?3人でしゃべんないでしょ。良かったのよ本当に」と笑いを誘った。

松本不在で不安もあった一人MCでの初回を、中居なりのトークで盛り上げた。温まった空気感のなかでゲストが登場。秋元康氏は「番組始まる前の前説ではないけど長かったよね。力が入ってた。この番組に対する愛を感じた」と絶賛すると、中居は「すごいこすってきました。どっちでいこうかなって。ちゃんとご挨拶はしないといけないし、秋元さんと二宮君をずっと引っ張ったまんまは困っちゃうし」と打ち明けた。

これに秋元氏は「でもさ、視聴者の皆さんは十分事情は分かっているから中居君の変なテンションでよかったよね」とすると、二宮も「こんな番組ないんですよ。ぶっ倒れる前提でやっていいんでしょ?」とぶっこみ。これには中居も「人から言われたら傷つくじゃん!」と返し、再び笑いが起き、トークしやすい空気感のなかで本題へと入っていった。

この内容に視聴者からはSNSで「『オレ怒ってっからね』なんて言ってるけど終始明るく中居くんらしい前説でした」「秋元さんが中居くんがこの番組に対する愛を感じるって…今夜はこのお二人で本当に良かったね中居くん」「ぶっ倒れそうな番組って。そんなこと無いよ。中居くん頑張れ!応援してるよ」「のっけから中居くん節炸裂だー!」「中居くんすごかったよ。とっても楽しかったよ」「笑いを取りながら番組をどうしていくかのことを話してくれる中居正広さんすごいよ」などエールと改めて中居のスゴさを称える声が多く上がっている。

なお『まつもtoなかい』は次回から『だれかtoなかい』に名称が改められる。

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