フラッグタオル返礼品に J1鹿島サポーター考案 茨城・鹿嶋市

タオルを寄贈したJ1鹿島のサポーターと田口伸一鹿嶋市長(右から3人目)=同市平井

サッカーJ1鹿島アントラーズのホーム戦で掲げられたビッグフラッグと同じデザインのタオルが製作され、ホームタウンである茨城県鹿嶋市のふるさと納税返礼品となった。タオルは非売品で、寄付額1万円以上で受け取ることができる。

タオルは28センチ×84センチ。昨年10月に行われたホームの浦和レッズ戦で披露されたビッグフラッグ(約90メートル)と同じデザイン。鹿島大明神と香取大明神、地震を起こすナマズの頭を抑える石と伝わる「要石」が描かれている。鹿島のサポーターグループ「インファイト」のコールリーダー、内田港平さんによると、「世界に通用する物」をコンセプトに、メンバーを中心に約半年かけて考案したという。

内田さんら5人が23日に同市平井の市役所を訪れ、タオルを市に寄贈。贈呈式で内田さんは「ビッグフラッグは魂が入っている。全国の人に手にしてほしい。少しでも市に貢献できればうれしい」とあいさつ。田口伸一市長は「サポーターがタオルを掲げて応援することで、チームや地域に大きな力を与える。タイトル奪還に向けて、市も全力で応援していく」などと謝辞を述べた。

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