『新宿DASH』福島県で育てた樹木たちを東京・新宿の”新公園”に移植 150kgのイロハモミジに国分はフラフラ

TOKIOの国分太一が、1月28日放送の『ザ!鉄腕!DASH!!』に出演。のべ230日におよんだ『都立明治公園』公園整備のお手伝い完結編が放送され、松島聡(Sexy Zone)・松田元太(Travis Japan)とともに、福島県で育った木々を新宿へ植樹した。

2023年10月、100年先まで受け継がれる森づくりを目指し、『都立明治公園』では、サッカーコート2面分の敷地に700本以上の木を植えるため、作業が急ピッチで行われていた。

運ばれてきたのは、株式会社TOKIOが開拓を進める、もう一つのフィールド、福島県西郷村・TOKIO-BAの森で育った11本の木々。植樹の4か月前には、国分も植樹の下準備をお手伝い。一度根を切断し、新しい根が生えるのを待つことで、水分や養分を吸いやすい状態にしていた。

新宿に運ばれる福島育ちの木々

木にすっかり愛着が湧いていた国分が、福島から165km離れた“大都会”新宿にやってきた木に対し「今驚いてると思う“ビルが多いなぁ”って」と言うと、松島も「ようこそ新宿へ」と歓迎の言葉をかけ、さっそく植樹を開始。

カブトムシやクワガタが集まる『コナラ』や『クヌギ』、紅葉が映える『イロハモミジ』などを、まずはトラックから下ろし、植樹する場所への運搬作業から取り掛かった。

11本の木はどれもかなり重たく、中でも苦労したのは推定150㎏の『イロハモミジ』。松島、松田が若手の力をフルに発揮し、国分と3人がかりでようやくトラックから降ろし、植えるエリア近くまで運んだ。「頑張りすぎだよ」と国分に言われながら、どんどんと運ぶ松島と松田だったが、気合が入りすぎたのか、途中ゴツンと互いの頭をぶつけてしまい「ごめんごめんごめん」と謝り合うという、お茶目な姿も。声を掛け合いながら、11本を下ろし終えた。

その後まずは、森の入り口にできる芝生エリアのふちに2本の『コナラ』を植えることに。3人で木の根に土をかぶせながら、国分は思わず「作業してると、ここが新宿だって忘れるよね」と口にし、改めて植えられた木を見上げて「うわぁ~。お前すごいな!東京だぞここが!なじむなぁ」と話しかけた。

ビル風で倒れないよう、木々には支柱を施した

だが、ビル風が風速20m/秒もあり倒れてしまう可能性があるため、支柱となる杭(くい)を打ち込むことに。ここは先輩として見本をみせようと、掛矢(かけや、ハンマーのこと)で杭を打ち込み始めた国分だったが、途中で体力がなくなってしまい、松島と交代。せき込む国分に松田は「木で支えましょうか」と支柱を差し出し、国分が「ありがとう」と寄りかかるしぐさをみせ、現場は朗らかな笑いに包まれた。

そして2時間に及ぶ作業で、11本の植樹を終えた3人は「根付いてくれよー」と祈る様に木々に声をかけた。

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写真提供:(C)日テレ

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