【大学受験2024】河合塾、入試難易予想ランキング表1月版<私立医系>

医・歯・薬・保健学系(一部)

私立大学の一般入試が本番を迎え受験シーズンが佳境となる中、河合塾は2024年1月17日、各大学の偏差値や大学入学共通テストの得点率を一覧にした「入試難易予想ランキング表」の最新版を公表した。私立大学の医系の偏差値ボーダーラインは、慶應義塾(医-医)72.5が最難関となった。

入試難易予想ランキング表は、河合塾が予想する国公立と私立の入試難易度(ボーダーライン)を学部系統別・大学所在地区別にまとめたもの。河合塾が予想する合否の可能性が50%に分かれるラインをボーダーラインとし、2024年1月現在のボーダーライン予想は、前年度の入試結果と今年度の「共通テストリサーチ」「全統模試」の志望動向を参考にして設定している。最新版となる1月17日更新分の入試難易予想ランキング表は、河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」に掲載されている。

私立大学の医・歯・薬・保健学系の偏差値をボーダーラインでみると、慶應義塾(医-医)72.5が最難関。東日本では、順天堂(医-医A方式)(医-医東京枠、新潟枠、千葉枠、埼玉枠、静岡枠、茨城枠)(医-医B方式)と東京慈恵会医科(医-医)、日本医科(医-医前期)(医-医 地域枠 前期)が70.0、東北医科薬科(医-医A方式東北)(医-医B方式東北)と自治医科(医-医)、昭和(医-医I期)(医-医新潟県地域枠、静岡県地域枠、茨城県地域枠)、東京医科(医-医)、東邦(医-医)(医-医千葉県地域枠、新潟県地域枠)が67.5と続いた。

西日本では、大阪医科薬科(医-医)(医-医大阪府地域枠)と関西医科(医-医)、産業医科(医-医B)が67.5で最難関。そのほか、金沢医科(医-医前期)と藤田医科(医-医)(医-医愛知県地域枠)、近畿(医-医前A)(医-医大阪府地域枠、奈良県地域枠、和歌山県地域枠、静岡県地域枠)、久留米(医-医前期)が65.0となっている。

河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」では、国公立大学の入試難易予想ランキング表も掲載しているほか、合格可能性判定サービス「バンザイシステム」「ボーダーライン一覧」、大学入学共通テストの分析コメント・問題・正解、動向分析なども公開している。

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畑山望

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