退任表明後初試合のクロップ監督、大声援に感動「とても感情的になった」

リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、ノリッジ戦を振り返った。28日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

FAカップ4回戦が28日に行われ、リヴァプールはノリッジと対戦。16分にカーティス・ジョーンズが先制点を決めると、22分には一度追いつかれたものの、28分にダルウィン・ヌニェスのゴールで勝ち越しに成功。その後もディオゴ・ジョッタ、フィルジル・ファン・ダイク、ライアン・フラーフェンベルフが追加点を挙げ、5-2で勝利し、5回戦進出を決めた。

試合後、クロップ監督は「本当によかったね。前半にもっと得点できたかもしれないが、ノリッジも本当に素晴らしかった。私たちは十分なスピードや目的を持ってプレーできなかった」と振り返った。

26日に今シーズン限りでの退任を表明したクロップ監督にとって発表後初の一戦となったが、「とても感情的になったね」と率直に心境を明かした一方で、試合中はチームに向けて声援を送ってほしいことも強調した。

「私はそっち側に立たないように気をつけなければならない。私は私たちの関係を知っているから、彼らがそうする必要はないと言っていた。試合では戦士になる必要があるし、サイドラインにいる古い人間を祝っている場合ではない」

「ニュースの後の最初の試合だったし、これから私たちは慣れることができるだろう。(次戦31日の)チェルシーはいい時期にある。厳しい試合になるだろうが、それに向けて準備ができていることを確認しなければならない」

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