東証、午前終値は3万6079円 米株高引き継ぎ反発、円安支え

東京証券取引所

 週明け29日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反発した。上げ幅は一時400円を超え、節目の3万6000円台を回復。前週末の米国市場でダウ工業株30種平均が上昇した流れを引き継いだ。外国為替市場の円安ドル高進行も支えとなり、自動車など輸出関連株の上昇が目立った。

 午前終値は前週末終値比328円07銭高の3万6079円14銭。東証株価指数(TOPIX)は31.55ポイント高の2529.20。

 前週末の米株式市場で、早期の利下げ開始期待が高まり、ダウ平均は最高値を更新した。29日の東京市場はこの流れを受け、朝方から幅広い銘柄で買い注文が優勢だった。

© 一般社団法人共同通信社