野菜スタンプづくりで食育 島原・勝光幼稚園 親子連れ楽しむ 長崎

さまざまな野菜を使って、色とりどりのスタンプを押す親子=島原市、しょうこう

 長崎県島原市有明町の認定子ども園「勝光幼稚園」の子育て支援センター「しょうこう」で25日、野菜スタンプ遊び教室があり、親子連れがさまざまな野菜に触れて作品づくりを楽しんだ。
 教室は親子で野菜に親しんでもらおうと、食育の一環で8年ほど前から開催。
 この日は1~2歳の子どもと母親計6組12人が参加。同園の宮﨑亜矢子保育教諭がピーマンなど11種類を用意し、野菜に関する絵本を読み聞かせした後、作品づくりに挑戦した。
 チンゲンサイや小松菜の根元を輪切りにすると、バラの花のような模様になることに親子は驚きの声を上げ、思い思いのデザインで色紙にスタンプを押した。
 次男の想史ちゃん(1歳6カ月)と参加した同市江里町の会社員の林田有加さん(41)は「普段は捨てる野菜くずも遊びに生かせることを学んだ。子どもも、いろんな野菜の手触りやにおいを楽しんだよう」と話した。

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