【第66回グラミー賞】ジョニ・ミッチェルのパフォーマンス決定

ジョニ・ミッチェルが、現地時間2024年2月4日に米ロサンゼルスのクリプト・ドット・コム・アリーナで開催される【第66回グラミー賞】でパフォーマンスすることが明らかになった。

初受賞となった1970年以降9つの【グラミー賞】に輝き、2002年にはレコーディング・アカデミーから<生涯功労賞>を授与された彼女が【グラミー賞】でパフォーマンスするのはこれが初となる。

ミッチェルは、今年『ジョニ・ミッチェル・アット・ニューポート』で<最優秀フォーク・アルバム>にノミネートされている。彼女は54年前に『青春の光と影』で自身初の【グラミー賞】をフォーク部門(<最優秀フォーク・パフォーマンス>)で受賞した。

ミッチェルは、今年発表された9組目のパフォーマーだ。出演者の年齢は、20代(オリヴィア・ロドリゴ[20歳]、ビリー・アイリッシュ[22歳]、デュア・リパ[28歳])から、60代以上(U2[60代前半]、ビリー・ジョエル[74歳]、ミッチェル[80歳])まで幅広い。また、バーナ・ボーイとトラヴィス・スコット(ともに32歳)、ルーク・コムズ(33歳)も出演予定だ。

ミッチェルは、ジョエル、U2、アイリッシュに続く、<年間最優秀アルバム>受賞経験を持つ今年4組目のパフォーマーだ。しかし、ミッチェルがどのアルバムで同賞を受賞したかを知ったら驚くかもしれない。1971年の名作『ブルー』(意外にもどの部門にもノミネートされなかった)でも、1974年の創造的かつ商業的ヒット作『コート・アンド・スパーク』(<年間最優秀アルバム>にノミネートされた)でもない。ハービー・ハンコックが彼女に捧げたジャズ・トリビュート『リヴァー~ジョニ・ミッチェルへのオマージュ』のフィーチャリング・アーティストとしての受賞だった。

当日のパフォーマンス・アーティストは今後も発表される。司会は4年連続でトレバー・ノアが務める。彼もまた【グラミー賞】にノミネートされており、『I Wish You Would』が<最優秀コメディ・アルバム>の候補になっている。司会者が同年の【グラミー賞】にノミネートされるのは、2005年のクイーン・ラティファ以来となる。ノアは先日の【プライムタイム・エミー賞】にて、トーク番組『ザ・デイリー・ショー・ウィズ・トレバー・ノア』で<最優秀バラエティ・トーク・シリーズ>を受賞している。

◎番組情報
『生中継!第66回グラミー賞授賞式(R)』(二カ国語版(同時通訳))
2024年2月5日(月)9:00~、WOWOWにて放送・配信
『第66回グラミー賞授賞式(R)』(字幕版)
2024年2月5日(月)22:00~、WOWOWにて放送・配信
※生中継終了後、90日間WOWOWオンデマンドにてアーカイブ配信

◎関連番組情報
『第66回グラミー賞授賞式(R)の見どころ』(1~3、無料放送)
WOWOWにて放送・配信
※初回放送終了後、WOWOWオンデマンドにて無料配信

© 株式会社阪神コンテンツリンク