『新宿DASH』屋上で育てたミツバチの巣をお湯で溶かして…色とりどりの手作り”クレヨン”が完成

TOKIOの国分太一が、28日放送の『ザ!鉄腕!DASH!!』に出演。のべ230日におよんだ『都立明治公園』公営整備のお手伝い完結編が放送され、松島聡(Sexy Zone)・松田元太(Travis Japan)とともに、最後の総仕上げとなる木の名札作りを行った。

『100年先まで受け継がれる森づくり』を目指し、土づくりから植樹まで参加してきた国分。全面開園まで残り63日となった日、松島と松田とともに植樹した木々のもとへ足を運んだ。自分たちが植えた木々の成長の様子を確認しながら、色づいた葉が少し残る『イロハモミジ』を見つけた国分は「お前一丁前になったな!」と、その元気そうな様子にうれしそうに声をかけた。

そして“100年続く森づくり”の総仕上げとして3人が取り掛かったのは、木の名札作り。どれが何の木かわかりづらくなっている70本の木に、『樹名板』と呼ばれる木の種類が書かれた名札を作ることとなった。

さっそく作業を始めるため、樹名板の材料となるウッドデッキの端材を受け取った3人は、『東京富士大学』の屋上にある『新宿DASH』の基地へ。個展も開催するほどの芸術派である松田の提案で、樹名板に文字を書くための色も、自分たちで作ることに。屋上で育てたニホンミツバチの巣箱からミツロウをとり、クレヨンを作ることなった。

巣箱から取り出されたハチの巣。卵や幼虫が入っていない部分を採取

巣箱から蜜の詰まった巣を取り出す作業に初めて立ち会った松島と松田。巣を眺めるだけで感動していた2人だったが、国分に「なめてみる?」と促され採れたてを味見させてもらうことに。すると、「うんまっ」と感激する松島の横で、松田の目には涙が。「どんな顔してんの」「なんで泣いてんの」と国分に言われながら、松田は「感動しました」「本当においしい」と、思わずハチの巣に向かって「ありがとうございます!」と頭を下げた。

ハチの巣からミツだけをじっくりと時間をかけて取り出したのち、ミツロウと呼ばれる残った白い部分を60℃のお湯で溶かしてザルでこし、冷やし固めたものがクレヨンとなる。クレヨンの色付けには、公園の土壌づくりで新宿周辺の飲食店で頂いた“捨てちゃう酸性のもの”のレモンかすやコーヒーかす、さらに大根や、人参、ビーツ、キャベツの捨てちゃう部分を、乾燥させて粉末にしたものを使った。

ミツロウから作ったクレヨン

ウッドデッキの端材に彫刻で文字や絵をほどこし、そこへ手作りクレヨンで色を塗り、樹名板が完成。国分と松田の名札は『コナラ』の木に、松島の名札は『イロハモミジ』に、しっかりとくくりつけられた。

コナラの木に取り付けられた国分作の樹名板
コナラの木に取り付けられた松田作の樹名板

さらに、樹名板作りには、『都立明治公園』の地元にある千駄ヶ谷小学校の生徒たちも参加。事前に国分と松田が小学校に行き、手作りクレヨンとウッドデッキの端材で思い思いの樹名板を制作してもらっていた。

千駄ヶ谷小学校の生徒たちが作った樹名板

この日、公園には生徒たちも集まり、3人とともに樹名板を設置。生徒たちと作業を終えた国分は「これは思い出に残るね。10年後も20年後も100年後も(樹名板が)ついてたらうれしいよね」と、親から子、そして孫へと、3代に渡り受け継がれていく“100年続く森”に思いをはせた。

樹名板が取り付けられた木々

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写真提供:(C)日テレ

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