務台俊介議員「自民党の脱皮につながる」 派閥所属は継続【長野・松本市】

自民党麻生派の務台俊介衆院議員が28日、引き続き派閥に所属する考えを示しました。
会長の麻生太郎副総裁が、政策集団として存続の考えを示しています。

衆議院・比例北陸信越ブロック選出で自民党・麻生派の務台俊介議員。
28日、松本市で支援者を集めて「新春のつどい」を開き、麻生派に引き続き所属する考えを話しました。

■自民党麻生派・務台俊介 衆院議員
「お金と人事の役割を剥奪された派閥はもう旧来の位置づけを大きく変わるので、形式的に残すか更地にして立て直すかは大差ない。生まれ変わった政策集団としての麻生派に引き続き残って研鑽を積みたいと思っている」

自民党の政治資金パーティーをめぐる問題を受け、安倍派や岸田派は解散を決めています。麻生派からも離脱の動きが出ていました。

■岩屋毅・元防衛大臣
「志公会(麻生派)がそのまま存続するようであれば、退会させていただくと申し上げて参りました」

27日、派閥会長の麻生太郎副総裁が、派閥を存続させる意向を示しました。

■自民党・麻生太郎副総裁
「いわゆる派閥の問題に関しましても、政策研鑽の場として政策集団としての役目をさらに活発にしていかねばならん。政策集団として皆さんの期待に応えられるような集団として我々は頑張っていかねばならんと思っております」

■自民党麻生派・務台俊介 衆院議員
「きっかけは自民党の不祥事・不注意でしたが、結果としてはこれによって自民党が大きく意思決定のシステムを変えることにつながって、大きく世の中が変わる中で自民党自身の大きな意味の脱皮につながると思ってます」

© 長野朝日放送株式会社