今週のスポーツCHECK‼1月5週 | サッカーアジア杯、1/31日本-バーレーン戦

第21回ハンドボール男子アジア選手権で準優勝した日本代表=提供:アジアハンドボール連盟

ペンで、心を動かすPen&Sports [ペンスポ] です。パリ五輪まで半年を切り、開幕まであと179日です。先週はパリ五輪レスリング女子68キロ級の代表内定をかけたプレーオフで、慶大の尾崎野乃香が育英大の石井亜海に競り勝ち、初の五輪代表に内定しました。残り9秒からの大逆転で決まった勝負はレスリングの面白さと残酷さが同時に詰まった好勝負でした。大阪国際女子マラソンでの前田穂南の19年ぶりの日本記録にも心揺さぶられた人が多かったのでは。

卓球全日本選手権では男子シングルスの張本智和が6年ぶりの優勝、女子シングルスは早田ひなが連覇。注目の女子シングルス2人目は平野美宇が内定確実となりました。パリ五輪自力出場を決めている男子ハンドボール日本代表の奮闘も光りました。アジア選手権で一部の主力を欠く中、20年ぶりに決勝に進出。カタールに敗れたものの2025年の世界選手権出場権を獲得しました。今週もサッカーアジアカップ、世界水泳ドーハ大会、柔道グランドスラムパリをはじめ、注目のスポーツが目白押しです。※Pen&Sports [ペンスポ] では毎週、独自セレクトで「今週のスポーツCHECK‼」をお送りします。(編集長・原田亜紀夫

1月31日(水)サッカーAFCアジアカップ

(カタール:アル・トゥマーマ・スタジアム)

日本―バーレーン(日本時間20:30キックオフ)

1月28日からは16強による、負ければ敗退の決勝トーナメント(ノックアウトステージ)が始まった。2大会ぶり2度目の優勝を目指すオーストラリアがインドネシアに4-0で快勝し、8強入りの一番乗りを果たした。

日本代表は1次リーグD組を2位で突破し、初戦の相手はバーレーン(E組1位)。バーレーンがいたE組には韓国もいたため、当初はここで「日韓戦」も想定されていたが、韓国は1次リーグ最終戦でマレーシアに後半アディショナルタイムに追いつかれて3-3とされ、まさかの引き分け。2位通過となり、韓国はトーナメントで日本とは反対の山になり、初戦はサウジアラビアと対戦する。

日本代表がバーレーンとの1回戦を勝ち上がれば、強行日程が立ちはだかる。中2日の2月3日にある準々決勝で、優勝候補の一角を担うイランとの対戦が濃厚となる。

決勝トーナメント1回戦の対戦カード

2月2日(金)柔道グランドスラム・パリ

(パリ、4日まで)

代表はウルフか新井か パリ五輪代表で内定選手決定を持ち越している男子100キロ級に東京五輪金メダルのウルフ・アロン(パーク24)、18歳の新井道大(東海大)が派遣される。この大会で両者に明確な優劣がつけば、男女14階級で最後の代表内定1枠となっている男子100キロ級の代表争いが決着する。

水泳・世界選手権

(ドーハ、18日まで)

2022年7月に福岡で開催された世界選手権からわずか半年あまりの異例の短期間で、ドーハでまた世界選手権が開催される。当初は2021年夏が福岡市、2023年がドーハの予定だったが、新型コロナの影響で開催時期がそれぞれ後ろ倒しとなり、このような事態となっている。

競泳では3月のパリ五輪日本代表選考会に時期が近いため、日本水連はドーハ世界選手権に出場を希望した選手男女計12人のみを派遣する。飛び込みではパリ五輪に内定している女子高飛び込みの荒井祭里、女子板飛び込みの三上紗也可、同じくパリ五輪を決めている水球日本代表(ポセイドンジャパン)も出場する。

競泳日本代表

塩浦 慎理 / 自由形
松元 克央  /自由形・バタフライ
竹田 渉瑚 / 自由形
加藤 理 / 背泳ぎ
本多 灯 / バタフライ・個人メドレー
廣島 偉来 / 平泳ぎ
幌村 尚 / バタフライ
瀬戸 大也 / 個人メドレー
阿部 力樹 / 個人メドレー
池本 凪沙 / 自由形
梶本 一花 / 自由形
飯塚 千遥 / バタフライ

2月3日(土) 陸上・日本選手権室内競技

(大阪城ホール、4日まで)

世界選手権ブダペスト大会女子100m日本代表の君島愛梨沙、同200m日本代表の鶴田玲美が女子60mで激突。

ライブ配信

日本陸連YouTubeチャンネルより配信予定。

▶1日目
トラック競技全種目・表彰
フィールド競技全種目

▶2日目
トラック競技・表彰、U20女子走幅跳、日本選手権女子走幅跳、日本選手権男子走高跳
日本選手権女子走高跳、U20男子棒高跳、U20男子走

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