子育て世帯を支援 知事が県営住宅を視察し意見交換

兵庫県の斎藤知事は、子育て世帯向けに改修を進めてきた尼崎市内の県営住宅を見学し、地域住民と意見交換を行いました。
斎藤知事が見学したのは、子育て世帯向けに改修された尼崎市にある県営尼崎大庄住宅です。

広さおよそ65平方メートルの部屋は、5帖ほどの和室をなくし14・5帖の広々としたリビングに。
また、シャワーと三面鏡がある大きな洗面台を設置した他、玄関には、幅2・2メートルの収納棚が設置されています。
見学の後、斎藤知事は子育て世帯の母親らと意見交換を行い、ニーズの高い阪神間を中心に3年間で510戸の県営住宅を改修することや、奨学金返済者が優先的に入居できる仕組みを全国で初めて導入すると明らかにしました。
県はこの他、尼崎市と協力し、子育て世帯が住宅取得にかかる費用を支援するなど総額3・9億円を県の新年度予算案に盛り込むとしています。

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