“詩吟・揖水流家元” 石原詢子、東京・大阪で恒例の「初吟会2024」を開催! 「創立5周年、今後も練習の成果を発揮する場を増やしていきたい」

演歌歌手の石原詢子が1月22日に大阪会場、1月24日に東京会場で、詩吟揖水流(いすいりゅう)の家元として東京・大阪で開校している詩吟教室「揖水流詢風会(いすいりゅうじゅんぷうかい)」主催の初吟会を開催した。

石原が家元として指導にあたる詩吟教室では、健康を維持するために吟ずる「趣味・健康クラス」、吟ずる能力を高める「上達クラス」、師範を目標に掲げる「育成クラス」、コロナ禍で対面授業ができなくなり新設された「リモートクラス」「初心者クラス」からコースを選択できる。今回の初吟会は、各クラスの生徒たちの日ごろのレッスンの成果を発表する会となった。

両会場に集まったのは、生徒と観客を合わせて約80人。石原は「大勢の前で吟じるということで緊張されている方もいらっしゃると思いますが、回を重ねることこそがとても良い経験となります。気持ちよく、堂々と、日頃の練習の成果を発揮するべく、楽しんで吟じましょう」と、激励の言葉を送り、生徒たちは自慢の喉を披露した。

今回、大阪・東京の両会場に参加した松本幸三さんは、詩吟教室について「5年前、声を出すことが健康にも良いと思い、軽い気持ちで始めたが、やってみたら吟じる楽しさがわいてきて、練習を積み重ねると面白みも増してきました。家元である石原詢子さんには細かく、丁寧に教えてもらっています。今後、詢風会がもっと発展して、もっと大きな会場で吟じられるように頑張っていきたいです」と語った。

石原は振り返って「揖水流・詢風会は創立して5周年ということで、昨年は初吟会、昇段試験、吟道ツアーと、発表する機会をたくさん設けることができました。また、子ども育成プロジェクトを始め、昨年から4歳の女の子と高校生の男の子が入会し、若い年代の育成にも力を入れています。生徒の皆さんと共に私も学びつつ、ご指導させていただいております。女性の生徒さんも増えてきて、活気も出てきました。皆さん上達しようという姿勢がとても感じられ、今後も日頃の練習の成果を発揮する場所を増やしていきたいと思います」と語った。

石原詢子 詩吟略歴

昭和50年
第19回中部九県詩吟大会中部幼少年の部優勝

昭和51年
第20回中部九県詩吟大会少年の部優勝

昭和52年
第21回中部九県詩吟大会少年の部優勝

昭和53年
日本コロンビア詩吟音楽会中部幼年の部優勝
日本コロンビア詩吟音楽会全国大会最優秀賞受賞

昭和55年
師範代任命

昭和56年
財団法人日本詩吟大会少年の部岐阜地区優勝
財団法人日本詩吟大会少年の部中部地区優勝
財団法人日本詩吟大会少年の部全国大会第7位入賞
全国吟道祭中部地区代表

昭和58年
財団法人日本吟詠大会青年の部岐阜県優勝
財団法人日本吟詠大会青年の部中部地区3位入賞

平成30年
揖水流家元継承

石原詢子 プロフィール

岐阜県出身。詩吟揖水流家元の長女として生まれ12歳で師範代となる。1988年、演歌歌手デビュー。有線音楽賞など数々の賞を受賞し、ヒット曲『みれん酒』、『ふたり傘』で2度のNHK紅白歌合戦出場を果たす。自身作詞・作曲の“しあわせ演歌”『五島椿』が好評発売中。歌手活動の傍ら、東京・大阪にて詩吟教室を開講。岐阜県「ひだ・みの観光大使」、北海道「江差町観光大使」、長崎県「五島市ふるさと大使」「新上五島町観光物産大使」としても活動中。

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