法規違反エンジン判明でトヨタが一部車種の出荷停止 不正行為対象、搭載車一覧

 豊田自動織機は1月29日、フォークリフト用エンジンの認証不正を巡る特別調査委員会の調べで、トヨタ自動車向けの自動車エンジンでも法規違反が明らかになったと発表した。フォークリフトについても対象が拡大した。

 豊田自動織機によると、トヨタ自動車から開発を受託する「ランドクルーザー」や「ハイエース」「ハイラックス」などのディーゼルエンジン3機種で出力試験を巡る法規違反が見つかった。出荷基準値は満たしているという。これを受けトヨタ自動車は同日、該当するエンジンを搭載する一部車種の出荷を停止すると発表した。

不正行為対象エンジンの搭載車両一覧

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