“青鬼”菊池風磨が「新空港占拠」に登場! 家族の復讐のために獣になった“虎”“猿”は元警備部管理官・丹波と息子

日本テレビ系連続ドラマ「新空港占拠」(土曜午後10:00)の第3話が放送され、前作「大病院占拠」で“青鬼”こと大和耕一を演じた菊池風磨の出演が明らかになった。さらに、武装集団・獣のメンバーを、平山浩行、岩瀬洋志が演じていることが分かった。

「新空港占拠」は、神奈川県警捜査一課強行犯係の刑事・武蔵三郎(櫻井翔)が、突如発生した面をかぶった武装集団による占拠事件の解決と人質の救出に奔走するタイムリミット・バトル・サスペンス。物語の舞台は、前作「大病院占拠」から1年後。神奈川県初の国際空港・かながわ新空港という架空の空港が獣の面をつけた武装集団に占拠され、武蔵は制限時間の1日での人質救出に挑む。

第3話では、武蔵が、人質の壬生正雄(手塚とおる)の正体が、逃走中の衆議院議員・北見であることを暴いた。1年前の病院占拠事件に関連した複数の罪に問われている北見は、整形手術で顔を変えていたことが発覚。その北見を恨む獣の虎、猿の正体は、なんと元神奈川県警の警備部管理官・丹波一樹(平山)とその息子・直樹(岩瀬)だった。丹波は「北見のうそを暴け」と武蔵に要求。混乱する武蔵は、情報を求めて、獄中の大和と再び対峙(たいじ)することになる。

「大病院占拠」から再登場となる菊池は、「このドラマのファンとして、あの『大病院占拠』のその先のストーリーが描かれるという事実だけで胸がいっぱいになりました。さらには、私ももう一度本作に関わらせていただけるということで、その喜びは2倍にも3倍にも膨れ上がりました。私におきましても、この青鬼・大和耕一という役に出会えたことが一つのターニングポイントであると自負しておりました故、思い入れの強い役であり、再会がとてもうれしいです」と喜びを伝える。

そして、「『新空港占拠』で大和耕一を演じる上で、1年のブランクを感じることなく、スムーズに役になじむことができました。同時に、久しぶりに武蔵刑事とお会いすることができ、1年前の緊張感と胸の高鳴りを鮮明に思い出しました。ご覧いただきます皆さまにも、その緊張感と胸の高鳴りを味わってもらえますよう、丁寧に撮影をしておりますので、お楽しみにしていただけますと幸いです」と語り、期待に胸を高鳴らせながら撮影に臨んでいる。

一方、「驚きました。前作ではSATを率いる隊長として実直な人間を心掛けていたつもりでしたが、まさか息子と一緒に獣側になるとは思ってもいませんでした」と、獣側での出演への心境を語る平山。「3話を見ていただいた方はどう思われたでしょうか。人には善と悪が入り混じっているかと思いますが、すべてを投げ打ってまで獣になってしまった気持ちも分からなくないです。こちら側に来たからには目的を果たすため、全力で戦ってまいりたいと思います。引き続き獣の動向に期待していただきたいと思います」とコメントしている。

また、丹波の息子・直樹を演じる岩瀬は「『大病院占拠』をリアタイ(リアルタイムで視聴)していたので、まさか自分が出演させていただけるなんて。驚きが大きかったです。続編があるのかな?と考えていたので、出演が決まり、本当にうれしいです。撮影では占拠する側からストーリーが進んでいくので、緊張感があってすごく不思議な気持ちです。撮影の現場で皆さまがいろいろ教えてくださって、芝居のモチベーションがどんどん上がるのが楽しいです」と念願の現場への参加に心を躍らせ、「これからも次々と獣の正体、目的が明らかになっていき、ハラハラとドキドキが止まらないこと間違いなしです! なぜ直樹が獣になったのか、その真相と直樹自身に注目して見ていただけたらうれしいです!」とアピールしている。

第4話。武蔵は、1年前の病院占拠事件の首謀者・大和と再び対峙し、獣の仲間・駿河紗季(宮本茉由)とつながっていた大和から、獣の目的を聞き出そうとする。すると大和は不敵な笑みを浮かべ、あるヒントを口にする。

そんな中、捜査一課特殊班の管理官・和泉さくら(ソニン)たちは、丹波の妻・愛の自殺にある人物が関わっていることを突き止め、真相を暴こうとする。だが、愛が死亡した時の捜査記録は、なぜかすべて削除されてしまっていた。

その頃、謎の男(ジェシー)によって、自宅に監禁されていた武蔵の妻・裕子(比嘉愛未)らは、隙を見て自宅から脱出しようとするが、2人を想定外の事態が待ち受けていた。

獣たちが次々と素顔をあらわにし、事件は衝撃の展開を迎える。

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