将棋の藤井聡太八冠が、王将戦七番勝負第3局に勝ち「王将戦3連覇」と「タイトル戦20連覇」に王手をかけました。
先に4勝した方がタイトル獲得となる王将戦七番勝負。藤井八冠が菅井竜也八段の挑戦を受けます。
藤井八冠の2連勝で迎えた第3局は、27日から島根県大田市で行われ、28日午後4時半すぎ、藤井八冠が94手で快勝。「王将戦3連覇」に王手をかけました。
気になる今回の勝負めしは…初日は大田市名産のアナゴを使った「大田の大あなご天そば」。
そして2日目は、とろけるような食感の「しまね和牛のステーキ重」。
地元の名産でスタミナを補給したようです。
そして、「勝者の記念撮影」では大田市内にある世界遺産・石見銀山を掘り進む探検家の姿に。ヘッドライトをつけ、手には「王手」と書かれた駒。「王将戦3連覇」に王手をかけた喜びの表情にも見えます。
「王手」と言えば2020年のタイトル初挑戦以来、出場したタイトル戦をすべて制してきた藤井八冠。28日の勝利で史上最多「タイトル戦20連覇」にも王手をかけたことに。
(藤井聡太八冠・21歳)
「七番勝負は全体で一つの勝負と思っているので、次も連覇や記録を意識せずこれまで通り臨みたい」
一方、追い込まれた菅井八段は…
(菅井竜也八段・31歳)
「スコアは厳しいが、最後まで諦めずに頑張りたい」
大一番の王将戦第4局は、2月7日から東京で行われます。